教えてサボンヌさん

冬になるとセーターなどの衣類を脱ぐときや
金属製のドアノブを触ったときなどに
『パチッ』『ビリッ』とした静電気が起きやすくなります。
この時期は頻繁に起きるので不快ですよね。

物だけでなく、人と接触したときにも起きることがあるので
お互い「痛っ」なんて苦笑いしてしまうことも。

今月はそんな憂鬱な静電気を予防する方法をいくつかご紹介します。


静電気はなぜ起きるの?

静電気とは、物質の中でとどまっている状態の電気のことです。

通常は「+」と「−」の電気量がバランスよく釣り合っていますが
物質間の摩擦などが原因で「+」と「−」の電気量が偏ることがあります。
その状態でたまっている電気を静電気と呼びます。

水分は電気を通しやすいため、湿度の高い季節は体内にたまった静電気は
自然と放電されていきますが

乾燥した季節は空気中の水分が少ないため、上記のように放電されず
体にたまりやすくなります。

そのたまった電気は、ドアノブなどの電気が流れやすいものと触れると
集中して一気に流れます。
この急激な放電により『パチッ』とした衝撃が発生します。



静電気をためない工夫とは

◎天然素材の衣類を身に着ける

綿、麻、絹などの天然繊維は吸湿性が高いため、電気を帯びにくい素材です。
一方、ポリエステルやアクリルは吸湿性が低く、帯電しやすいため
静電気が起きやすくなります。

天然素材は敏感肌の方にも優しいですので
積極的に身に着けたいですね。
オーガニック製品のものですと、なお良いと思います。


◎室内の湿度を50〜60%に保つ

空気中の水分が多いと、体内に溜まった静電気が自然に放電されやすくなります。
加湿器を利用したり、洗濯物の室内干しをしたりして
室内の湿度を50〜60%に保つようにしましょう。

最近は加湿もできるアロマディフューザーがございますので
アロマで癒されながら、心地よい空間づくりに取り入れてみてはいかがでしょうか。
※カビの発生には注意してくださいね。


◎お肌の乾燥を防ぐ

水分量が少ない乾燥肌の方は、静電気が体に溜まりやすくなっています。
冬場もこまめに水分補給をしましょう。

また、体の洗いすぎにも注意が必要です。
皮脂膜を落としすぎないよう、手作り石けん等でやさしく洗うようにしましょう。

スキンケアはお顔だけでなく、全身に化粧水やオイルで保湿したいですね。
たっぷりと使いたいときに、手作りコスメはとってもおすすめです。

少ない種類の素材で、たっぷりの量を作れますし
ケミカルなものを極力排除することができます。

手作りコスメは、お財布にもお肌にもやさしいのに何だかちょっと特別。
そんな心豊かな贅沢を味わえます。


化粧水を手作りする?難しくないの?私でも作れる?
そんな心配は無用です。

精製水+グリセリンなどの保湿剤だけでもOK。
保湿剤の量は全体の5%前後を目安に、ご自身のお肌と相談して作ってみてくださいね。



◎水分をこまめに取る

夏に比べて喉の渇きを感じにくくなりますので
今日は1日カップ1杯しか飲み物を取っていなかった
という日がありませんか。
その状態ですと、思ったより体は乾燥しているかもしれません。

意識的に温かいハーブティーを一日数回に分けて
お召し上がりいただくと良いと思います。

体内が潤うだけでなく、体も温まり
リラックスやリフレッシュ効果も得られますよ。

ぜひ、日常に取り入れてみてください。